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カワニシユウキ個展 辿るひかり、浮かぶ距離感 | Yuki Kawanishi Solo Show Trace the light, the distance emerged

カワニシユウキ個展 辿るひかり、浮かぶ距離感
Yuki Kawanishi Solo Show  Trace the light, the distance emerged

2025年5月14 日(水)- 5月31日(土)
水/木13:00-18:00
金/土13:00-20:00
日/月/火 休廊
※最終日18:00迄

14.05.-31.05.25
Wed/Thu 1-6 pm
Fri/Sat 1-8 pm
Mom/Tue/Wed Holiday Closed
※31.05 close at 6 pm

初個展となる本展では、記憶との「距離」に注目した新作を含む写真、映像、インスタレーション作品を展示いたします。
「近い将来」「遠い昔」と言ったように、私たちの時間経過への感覚は物理空間における遠近の感覚=距離感に紐づいています。
私は記憶と物質の関係に興味があり、形あるものはいずれ壊れ形のないものはいずれ忘れてしまうというやるせ無さの狭間で、いかにそれらと向き合うべきかを考えています。そしてその方法は、常に物理空間に存在し我々が知覚可能な物質に依拠していました。
私達は物質を通じて、あるいはそれらの存在する空間で培った感覚を通じて時間という概念を捉えようとしているのではないか(あるいはそれによってしか捉えることができないのではないか)と思います。
今回はそうした空間・時間という概念における「距離感」という感覚に注目することで、記憶についての問いに対し新たなアプローチを試みました。是非ご高覧ください。

カワニシユウキ Yuki Kawanishi
1997年生まれ
2023年筑波大学大学院芸術学学位プログラム総合造形領域を修了

「記憶の忘却に対してどう向き合うか」という問いを原点とし、物質と記憶の関係に主眼をおいた制作活動を行う。
現在は主に写真を媒体とし、それらが想起させる存在の不確かさや必然的な忘却そのものに直面することで人の内面に刻まれた記憶や感情へのアプローチを試みている。

近年の主な展覧会
『スピードの物語』(2025年, 瑞雲庵/京都)、
『光をほどいて、編む』(2025年, アートかビーフンか白厨/東京・六本木)
『経済産業省 The Chain Museum プロジェクト「OKUROJI STUDIOEXHIBITION」 』(2023年, 日比谷OKUROJI/東京•日比谷)
『いざ、真夏のパフォーマンス。』(2023年, アートギャラリー工房親/東京•恵比寿)
『WHAT CAFE EXHIBITIONVol.22』(2022年, WHAT CAFE/東京•天王洲)。

Instagram @yukikawanishi_art