市川大翔個展 Taisho Ichikawa Solo Exhibition | Diffusion
市川大翔個展 Diffusion
5月19日(金) - 6月3日(土)
水/木13:00-18:00
金/土13:00-20:00
日/月/火 休廊
※最終日 18時迄
「Diffusion 拡散」
画像生成AIの一つである「Stable diffusion」。Stable diffusionでは、diffusion Model(拡散モデル)と呼ばれるモデルが使われています。ノイズ画像から少しづつノイズを取り除き、綺麗な画像を制作するプログラムです。
ネオン管を光らせる際には、管の中に高真空を作る必要がありますが、その時に用いるポンプは「拡散ポンプ」と呼ばれます。熱した油が蒸気となり、その運動によって高い真空度が得られます。
それぞれの文脈における拡散は、機能は全く違うものです。が、両者で起こっている微細な現象と神秘性が「拡散」という言葉でつながっていること。また、「拡散」が用いられる多様な意味、粒子となって立ち消えていくといった詩的な連想に興味を抱きました。
本展では、Stable diffusionで生成した「neon art」の画像を元に、ネオンサインで必然的に扱う光を「拡散」する現象と詩的なニュアンスを通し、新たなアプローチで表現したネオン作品を発表いたします。 市川大翔
■市川大翔 Taisho Ichikawa
1991年生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。
IT企業にてインハウスデザイナーとして勤めるかたわら、「メディウムとしての光」「手工芸の技術」を軸に、ネオンサインの特性を活かしたアート作品を手がける。
表現手法として、ガラス管だけでなく、3DCGを用いるなど、アナログ・デジタル双方に重点をおき制作を行なっている。
受賞歴:LUMINE meets ART AWARD 2020-2021 オーディエンス賞
近年の展示:SICF23
ホテル川久 ART Exhibition 2022(キュレーター推薦)
オーダーワーク:Chim↑Pom from Smappa! Group ロゴサイン
市川大翔ホームページ https://www.electrodeart.com/
Instagram @electrode_taisho